大手町・丸の内・有楽町・日比谷エリア |
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2019年06月29日(土)〜 2019年08月18日(日) |
日時 | 2019年6月29日(土)~8月18日(日) 10:00~18:00 (金曜日は20:00まで) ※入館は閉館30分前まで |
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休館日 | 月曜日(7/15,8/12は開館)、7月16日(火) |
場所 | 東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1) |
アクセス | JR東京駅 丸の内北口改札前 |
観覧料 | 一般 1,100円 、高校・大学生900円 / 中学生以下無料 ※20名以上の団体は、一般800円、高校・大学生600円 ※障害者手帳等持参の方は100円引き(その介添者1名は無料) |
主催 | 東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団) |
お問合せ先 | TEL:03-3212-2485 |
ホームページ | http://www.ejrcf.or.jp/gallery/ |
メスキータの日本初回顧展が開催。
サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868~1944)は、19世紀末から20世紀初頭のオランダで活躍した画家、版画家、デザイナーで、この時代のオランダにおけるもっとも重要なグラフィック・アーティストの1人と言われます。彼は美術学校で多くの学生を指導しましたが、そのうちの1人であるM.C.エッシャーは大きな影響を受け、生涯メスキータを敬愛して止みませんでした。
メスキータ最大の特色は、木版画のシャープで簡潔な表現にあります。モダン・デザインの興隆を背景に、日本の浮世絵版画などからの影響を取り入れた彼の木版画は、計算しつくされた構図と、効果的に用いられた明暗のコントラストによって、見る者に強い印象を残します。また、多くの時間を費やして無意識的に描いたドローイングは、シュルレアリスムの自動筆記にも通じる自由な発想に満ちており、メスキータの別の一面を示しています。
1944年1月31日、すでに70歳を超えていたメスキータを悲劇が襲います。ユダヤ人であったメスキータは家族もろともに逮捕され、ほどなくしてアウシュヴィッツで亡くなりました。アトリエに残された膨大な作品の一部は、エッシャーや友人たちが決死の思い出救い出し、戦争中も命がけで守り抜きます。メスキータの名が今日まで残ったのは、エッシャーをはじめとする人々が、戦後に展覧会を開催するなど、その顕彰に努めたからでもあったのです。
本展は、今年没後75年を迎えたこの知られざる画家の仕事を回顧し、その魅力に触れる絶好の機会となります。
関連URL:千代田区観光協会WEBサイト