麹町・番町・九段エリア |
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2020年06月02日(火)〜 2020年12月20日(日) |
昭和館は、令和2年2月28日(金)より臨時休館をしておりましたが、6月2日(火)から、新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で開館することになりました。
戦後75年の特別企画として、昭和初期から東京を撮り続けた写真家、師岡宏次(1914-1991)の作品を2期にわたってご紹介します。
東京芝区(現・港区)に生まれた師岡は、18歳になった昭和8年(1933)に写真家工藤孝へ弟子入りし、以来、およそ半世紀にわたり東京の姿を写し続けました。
懐かしきよき時代の東京、戦争に向かっていく東京、悲惨な敗戦下の東京、そして復興への道を歩む東京の表情をリアルに記録しています。それは同時代を歩んできた人びとの記録でもあります。
このたび昭和館では、次世代に残すべき貴重な資料としてこれらの作品を入手いたしました。
第1期(3月20日~7月12日)は戦前から終戦までの東京を、第2期(7月18日~12月20日)では終戦から復興へと向かう東京を写した作品を展示いたします。
今年のオリンピックを契機として、変貌を遂げ続けている現在の東京とともに、昭和の東京に想いをめぐらせていただければ幸いです。
【会期】 |
第1期 令和2年3月20日(金)~7月12日(日)「戦争への不安と人びとのくらし」 |
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【会場】 |
昭和館2階ひろば(屋外) |
【入場料】 |
無料 |
関連URL:昭和館_写真展
関連資料:「東京情景ー師岡宏次がみた昭和ー」チラシ(PDF:6.28MB)