千代田区内で管理栄養士を目指して学ぶ、 東京家政学院大学 健康栄養学科・人間栄養学科の学生が、 区内の和食の伝統と地域と親子の関係を切り口に、 4つのコースに分かれて 老舗や専門店を巡って取材をしました。
令和元年度(平成31年度)「千代田学」調査・研究事業『千代田区における和食文化体験・交流資源の教材化に関する研究』-「千代田区和食文化体験・交流プラットホームマップ」の開発・発信- として実施しています。
お店には五ツ星お米マイスターの店主さんがおり、お米に関して なんでも相談することができます。店頭に並んでいる商品は玄米の状態で、 その場でお好みの搗き方で購入できます。私たちも、 おにぎりにピッタリなお米を選んで頂きました。
創立100年以上、増辰海苔店さんは、自称海苔ソムリエの店主さんが 全国の名産地を回り、おいしい海苔を探し求め、販売をしています。 普通の海苔ももちろん、ご飯にかけるふりかけも売っています。 実際にお店の方に質問をしてみました。
神田明神脇にある天野屋さんは甘酒で有名ですが、同じ麹を用いて室で作られる お味噌も実は歴史があって美味しいとのことで、みそ汁に江戸前の麹味噌を テーマに取材にいってきました。お店の歴史や和食のなかでの味噌の役割を じっくりと伺い、味わってきました。
神田小川町のお豆腐の老舗「越後屋」さんに伺い、区内の親子と一緒に手造りの お豆腐の作り方や種類を伺ってきました。手造りならではの苦労とこだわりが 親子にも私たちにも興味深いものでした。
靖国通りにある和菓子の宝来屋さんに、和菓子について区内在住の親子さんと 一緒に取材に行ってきました。季節によってモチーフがあったり、作り方や材料について、 お店の2階の喫茶コーナーで実際の和菓子を味わいながらお話を伺ってきました。
和食と器の関係を体験しに、陶芸教室に取材に行きました。 1人1作品の作陶作業は親子の会話も弾み、私たちにも気づきとなるものでした。 一生懸命に作った和食器によそったご飯はとてもおいしく感じることでしょう!
地域に根ざした高級煎餅専門店の「神田淡平」さんのお店と工場の両方を 取材しました。どのようなニーズがあって長年愛されているのか、煎餅の 歴史や作る苦労・工夫など、沢山のお話を伺えました。
区内在住の小学生10名とともに、ワテラス神田そば研の皆さんに お蕎麦の歴史や材料、作り方を説明いただき 実際にそば打ち体験をしてきました。 粉だらけになって夢中で作ったお蕎麦を茹でて味わうのはまた格別でした。
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